不安から解放されたいなら、まずはジャッジをやめてみよう
なにかが起きたとき、それに対して「よい」「わるい」や
「ラッキー」「アンラッキー」の意味づけをしているのは自分自身です。
たとえば、車を走らせていて、自分の目の前で信号が赤に変わったとき。
「急いでいたのに!くやしい。早く青に変わらないかな」
とイライラするのか。
それとも、ちょっと一息ついて、空の青さや街路樹の葉の色に季節の移り変わりを感じてみるのか。
たとえば、病気になったとき。
「最近ムリが続いていたからなぁ。
たっぷり休んで、美味しいもの食べて、自分にやさしくしてあげよう」
と、自分の体からのSOSメッセージを受け取るのか。
それとも
「頭は痛むし、体もダルいし。予定もキャンセルでイヤになっちゃう。
気持ちも落ち込むなー。明日もっと悪くなったらどうしよう」
と悪いことばかり考えてしまうか。
起きたことは、ただの出来事。
その現実に、なにかの意味づけをして感情を湧き上がらせているのは自分自身なのです。
何か起きた時に、むくむくと湧き上がってくる自分の感情を感じたら、
自分のハートの声を聞いてみよう。
不満や罪悪感、強制、束縛、恐怖、不安など、ネガティブな感情に襲われたら、
「私はいま、ネガティブな感情を感じている」
と客観的に捉えてみよう。
自分の感情を捉えられると、
ただの出来事に「意味づけ=ジャッジ」をしている自分に気づくことができます。
それができたら大成功!
誰かが言ったあなたへの悪口でさえ、あなたとは関係がない。
それを大事に受け取って、怒ったり、心を痛める必要はない。
その誰かさんがそう言っただけ。そう思っただけ。
あなた自身の価値には何の影響もないのです。
ネガティブな感情は、あなたの意味づけでしかない。
ただ、それをやめてみよう。
すぐに幸せに変換できなくても大丈夫。
まずは、ただ、ジャッジ・意味づけを止めてみよう。
ひたすらニュートラルでいよう。
心が解放されるよ。